面白いのだけれども、確かに面白いのだけれども、人の名前を結構忘れていることに気づかされてつらくもある機能が追加されました。
つきあいが1年程度だと結構思い出しづらかったり、新入社員時に出会った人は意外に覚えていたり。あまりに人の名前を覚えていなくて絶交された思い出がよみがえってきたり。
今回のバージョンアップでPicasaはPC内にあるすべての写真から顔を抽出してきて、自動的に同じ人をまとめてくれるようになりました。
それに人名を書き込んでゆけば、今まですごくマメな人しか作れなかっただろう顔写真データベースが手軽にできてしまいます。
Google Picasaはこれまでも優秀な写真管理ソフトでしたが、これでPCに興味のなかった人でさえも引きつけられるようなキラーアプリになったかもしれません。
顔認識はそこそこ正確で、20人ほど試して別人を同一人物と間違えたのは1件だけ。
同じ人を別人として認識することは結構ありますが、割合簡単に一人にまとめられます。
しかし公開されたのはまだ英語版のみで、Windows Vistaではインストール時と、あとから人名を編集する時には画面上で文字化けが発生しました。
編集結果の名前は正常でしたが、日本語版が出るのを待った方が良さそうな気がします。
他にも、ジオタグが従来のGoogle Earthよりも高速なGoogle Mapsを使って指定できるようになったり、キーワードタグという機能が増えたりしています。
Version 3.5, Build 79.67 - September 22, 2009
- Note that this is an English release only.
- Added name tags in the Picasa software.
- Improved geotagging: You can now geotag in Picasa using Google Maps in the 'Places' tab.
- Improved keyword tagging:
- New 'Tags' tab for easier tag management.
- New Quick Tag buttons for easy access to commonly used tags.
- Import changes
- Added the ability to upload and share while importing.
- Added the ability to add stars and upload only starred images during the import process.
- Added the ability to modify the date and time on pictures. 'Tools > Adjust date and time.'
- The Sharpen slider is now more responsive.
- Improved reliability for CD burning
ちょっと心配なのは人のデータベースをどこで管理しているのかという点。せっかく手間をかけるんだから、写真をコピーしたらそのままついてきてほしいところです。写真の入っているフォルダに生成されるpicasa.iniファイルに名前データっぽい16進数が書き込まれるセクションができたけれど、ここで管理されていればいいな。複数のPCで使えるようになったら試しに移動してみましょう。
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